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【競艇】GWレース優勝戦の3艇フライングの真実【桐生】

こんばんは。

今回は競艇について書いていこうと思う。

 

なぜ今回競艇の記事を書くかというと

  • GWほとんど競艇に行っていた。
  • 最終日の最終レース、つまり優勝戦で3艇のフライングが出て返還祭りになった。
  • 文句や八百長を疑うコメントが目に入った。

以上のことからである。

 

本題

 

さて本題である。

場所は桐生競艇

日付は2019年5月6日(月)。ゴールデンウィーク最終日である。

天候としては日中は大きな崩れがなく風も弱い。絶好の水面であった。(←ここ重要)

 

11Rまで終わり、勝ってさらに勝ちを増やそうとする者。負けを取り返そうと意気込む者。次の日からの現実から目を背ける者。次の日も休みの者。いろいろいたと思います。ちなみに私は負けを取り戻しつつ現実から目を背けていた。

 

さて、肝心の優勝戦のメンバーを見ていこう。

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思うところがある人もいると思う。

しかし、毎日見ているとわりと納得のメンバーだったと思う。というのも今回優勝戦に乗れなかった毒島、秋山はエンジンが悪すぎた。1着の少なさが物語っていると思う。江口は運も悪かった。

 

とまぁメンバーはこんな感じ。

続いて直前情報。

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ここで注目すべきは記載はされていないけど3号艇の上村が引いて3カドとなったこと。

そしてこのスタート展示。トップスタートである。もし本番こうなれば間違いなく出ていったであろう。

 

次に注目すべきは水面気象情報。

曇りで風速が2m。波高も1cm。

 

では次に結果を見てみよう。

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フライングがでている。この記事を読んでくれている人はフライングは知っているであろう。問題は水面気象情報である。

 

天気は雨。

風速は5mで追い風。

波高は5cmとなっている。

 

 

なぜこんなに変わっているのか。

 

 

実は展示のあとすぐに夕立のような強い雨。そして突然の強風が吹き荒れたのである。

現地にいた人ならわかると思うが、とても傘を差しても意味がないような気象。建物の中にいても響く雨音。波立つ水面。レースの中止も考え始めたゲストも多かったと思う。

 

そんな中各々最後の予想をしていき、締め切り5分前になったころだろうか。雨が少し小降りになった。

風は相変わらず吹いていたがレースができないほどではなく、皆が安堵していた。

 

そして締め切り、予定通りにレースが始まった。

ちなみに人気だったのは

  1. 1-2-4    5.7倍
  2. 1-2-3    6.7倍
  3. 1-4-2    9.5倍

 

展示通り、3号艇の上村は3カドに引いていた。

そしてスタートでは思いっきりにぎって加速していた。

なお結果は皆の知るとおりである。

上村のスタートに負けまいと2号艇の久田は抵抗し、展開をつくために4号艇の椎名もしっかりと加速していた。

 

上村に関してはF.07で非常識なフライングとなってしまったようだ。

これは噂によると令和になって初の非常識なフライングだそうだ。ソースはない。

 

余談であるがもし仮にフライングでなかったとしても、1-2-4で走っていたので1番人気に落ち着いていたようだ。

 

なぜフライングになったのか

 

ではなぜフライングになってしまったのかを推測していこうと思う。

なぜもへちまもないだろ!3カドなんて引くから!踏み込みすぎたんだろ!と思う方もいると思うが、ここは自分なりに考えた理由を書いていこうと思う。

 

私は選手のせいだけではなく天候のせいだと思っている。

そう思う理由としては全員が地元の走り慣れている水面ということ。

みなエンジンがある程度完成していて、スタートが決めにくい脚ではなかったということ。

である。

 

肝心の天候であるが、悪かったことはふたつある。

ひとつは追い風になっていたこと。

もうひとつは雨で気温が下がっていたこと。

 

追い風になっていたことでいつものスタートの感覚だと行き過ぎる状態になっていた。

気温に関しては理由はよくわからないが、気温が低いとペラがよく回るというのは競艇をやっている人なら常識の話である。

気温が下がったことで練習時よりも脚が強くなり、スタート行き過ぎる。

 

以上ふたつが原因だったと思う。

展示のあとに天候が急変してしまったために試す機会がなく、ある意味ぶっつけ本番のような形になってしまったこと。これが今回の黒幕だと思う。

 

最後に

 

もちろんこの状況でもフライングをしなかった3選手はしっかりとそこまでわかっていた(ハズだ)から、フライングは同情こそされど許されるわけではない。

が、優勝戦という大舞台でフライングを恐れずにスタートを攻めた選手を、私はすごいと思うし侮辱をするのはどうかと思う。

 

そしてもし、優勝インタビューを見ていない方がいればぜひ見ていただきたいと思う。

さすが山崎といったコメントを残している。

 

残念ながら一気に群馬勢が3人F持ちになってしまったのはつらいが、今の群馬勢は強者が揃っているのでF持っていても持っていなくても期待できると思う。

 

ここまで読んでくれた方はありがとう。

もし、違う意見の人がいたらコメントを残してほしい。競艇はまだまだ勉強中だからいろいろな意見が聞いてみたいからである。

 

そして2019年5月31日(金)~6月5日(水)に赤城雷神杯という群馬では恒例のレースがある。

ここでは群馬勢のA1級がたくさん出場するため、ぜひ皆に来てほしいと思っている。

もちろん私も行く予定だ。

 

ではじゃあのノシ